I have a dream 「僕には夢がある」 ある軽度知的障害の子がくれた勇気の出る言葉 [教育の小ネタ]
今年、高等特別支援学校を卒業し、社会人になる生徒がいます。
彼には大好きな趣味があります。
それはラップ。
聞くのも好きだし、文化祭ではパフォーマーにもなりました。
そんな彼が言った言葉が、すごく素敵でなんです。
これからの発達障がい、知的障がいの子達の、新しい生き方を示しているように感じました。
彼とお母様の許可をもらったので、ぜひ、みなさんと共有したいと思います。
以下、彼の言葉。
「自分はラップと出会って、人生が変わったんです。働きながら、ラップを続けていき、あわよくばデビューしたいと思っています。」
「自分は知的障害じゃないですか。だから、自分がラップという活動を続けて行くときに、知的障害というバックボーンを生かしたいと思っているんです。」
「知的障害である自分が、ラップという活動を続けて行くことで、きっと誰かに勇気を与えることができると思っていて・・・。」
「また、普通のラッパーが呼ばれないようなところで、活動ができるかも知れないと思うし。」
「もしかして、そのうちに、自分のあこがれのラッパーと共演できる日がくるかも」
かっこいい!!!!
これから社会に出るにあたり、不安も多いだろうに、何と希望に満ちてキラキラしていることでしょうか。
人生の主人公として、思い切り人生を楽しもうと思っている。
そして、自分の持つ障害さえも、プラスにとらえ、武器にすらしようとしている。
私、思うんです。
これからの豊かさとは、仕事ができるとか、お金をたくさんもうける、とかが一番ではない。
自分の人生を思い切り楽しみ、幸せに生きること。
それが真の豊かさ!
趣味が人生の1番、仕事が3番以下でいい。
それも、豊かな人生。
彼がこれからの、新しい生き方を示してくれたように感じました。
これからも、彼の最初のファンとして、応援していきたいと思います。
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