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気持ちの切り替えが苦手な子の漢字学習 [国語の学習支援]


漢字の短冊.jpg


勉強での間違いやミスを許せない子、多いですよね・・・。

また、漢字を思い出せないときに、ずっと思い出そうと、いつまでも頑張ってしまう子。


そこで


GIFTでは、覚えた漢字の確認をする時に、すべての子にではないですが、上記のように短冊状に切って、お子さんに渡します。


なぜか?

    

   それは、もし、できない漢字があると、それに気が取られてしまい、先に進めなかったり、気持ちが萎えたり、イライラしてしまうからです。

     

   そういった気持ちの切り替えが苦手なお子さんは、目の前にできなかった漢字が見えていると、それが気になって仕方がありません。

      

   だから、できなかった漢字は、その場から見えない所に下げてしまうという作戦です。


結構効果があります。


<更に奥の手を知りたい方は読んでね>

   

 漢字の確認に取り組む直前に、次のようなカードを使ったSSTを行っておきます。


分からない問題の対処.jpg


 このようなカードを見せ、書けない漢字があった場合は


 ①30秒たってキッチンタイマーが鳴ったら、後回し。

 

   ②他の予定の漢字を先に取り組む。


 ③できなかった漢字を、思い出した場合は書いて良し。


  思い出していなかったら、次回までに練習してくる。


という流れを事前に確認しておきます。


 特に気持ちの切り替えが苦手な子達に共通して言えるのは、「とばしたり、あきらめたりするタイミングが分からない」があります。


そのため、このようにあきらめるタイミングを決めて置くことが大事です。

 

また、気持ちの切り替えが苦手な子達の中には、少なからず、ヒントをもらったり、助けを求めたり、答え合わせが苦手(気持ち的に)という子もいます。

  

そういった子は、分からなかった漢字は場面を変えて学習(家で次回までの宿題にする、や、他のプログラムを行ってから確認)した方が良い場合も多いです。

 

<ご相談・お問い合わせ>

上郷個別教室GIFTは、発達が気になる子専門の完全個別スタイルの教室です。

認知能力トレーニング、国語・算数の学習支援、SSTを行います。 

上郷個別教室GIFT 代表 内田雄二(特別支援教育士)
<所在地> 神奈川県横浜市栄区上郷町1367
<TEL>  045-390-0880
  
または下記の公式ラインよりお問い合わせください。
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