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お子さんの「何だっけ」を減らす! ワーキングメモリの鍛え方。 [認知能力トレーニング]

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さて、お子さんは、話を聞いた後、他の作業をすると、「何だっけ」になってしまいませんか。
それはワーキングメモリの弱さに原因があります。
そして他の作業は、記憶を忘れさせるので、「妨害刺激」と言います。
発達障害の傾向のあるお子さんはワーキングメモリに苦手さを抱えているケースが多いです。
しかも、ワーキングメモリの高さと学力の高さは比例すると言われるぐらい、学力との結びつきが高い能力です。
しかし、このトレーニングで、妨害刺激があっても忘れない力が高まるので、「何だっけ?」を減らすことができます。


<トレーニング方法>

  

例文のような動物の名前と、それ以外の言葉を混ぜた言葉を伝えます。

  

例文では、「ゾウ・バナナ・サル・リンゴ」です。

  

これを復唱するまでは「短期記憶」のトレーニングになります。

  

更にこの復唱後に、出てきた動物の名前だけを取り出して言ってもらいます。

  

これがワーキングメモリのトレーニングになります。


この場合、動物の名前以外の情報が、妨害刺激に相当します。

  

そして、このトレーニングでは、覚えた記憶から、必要な情報だけ抜き出すという、「記憶の加工」を行っています。


記憶を、加工して使うというのはワーキングメモリの働きです。

  

そして「考える」とは、まさに記憶の加工を伴う作業なのです。

  

これがワーキングメモリが高いと、学力も高くなる理由と言えます。

  

<応用編>

例題のように、動物の名前と果物の名前と完全にカテゴリー分けできる問題にします。


そして、復唱してもらう時に「ゾウ・サル・バナナ・リンゴ」のようにカテゴリー別に整理して復唱してもらいます。


いかがだったでしょうか。


ワーキングメモリのトレーニング方法は他にもいろいろありますが、お子さんにあった方法とレベル設定でで行う必要があります。


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上郷個別教室GIFT 代表 内田雄二(特別支援教育士)
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目で記憶する力を上げると、形をとらえる力も上がる [認知能力トレーニング]

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発達障害の子ども達に視野が狭く、注意の幅も狭い子が非常に多いです。

 

これらが狭いと、全体像がつかめなくなるので、形をとらえる力が弱くなったり、ピンポイントでしか認識していないので、行動も場当たり的になりがちです。

 

視野が狭い子の中には、眼球運動に苦手さを抱えている子も多いです。

これはビジョントレーニングをすれば効果が上がります。

 

しかし、斜視の子には眼球運動のトレーニングが難しい場合もあります。

 

そういった子にとても効果があったトレーニングが絵カードボードです。

 

 視覚性短期記憶(この場合は、位置情報)をトレーニングします。

   

このトレーニングで驚いたのは、視覚性短期記憶が上がることで、形をとらえる力が上がったことです。

 

 やり方は、ボードに絵カードをはり、数秒見せたあと、伏せます。

 

そして子どもは記憶を頼りに、自分のボードに置いていきます。


このトレーニングはマス数や、数字や文字から記号にすることで難易度を上げることができます。

 

 また、カードを探し、置いていくという行為が、実は記憶を失わせる妨害刺激になっています。

 

妨害刺激は、教室で授業を受けるときに、いたるところにあります。

  

例えば、黒板を写すときにも、自分の視界に入る掲示物、生徒の動き、会話など、いろんなものが妨害刺激になります。

 

黒板を写すためには、それらがあっても記憶が失われないことが必要です。

 

<効果実例>

 眼球運動に困難があり、視野が狭く、形が正確に捉えられない子にトレーニングを行ったところ、4か月後に図形の模写テストにおいて著しい効果がありました。

 

部分部分での記憶を保持する力が高まった結果、それらの情報を統合することで、形を正確にとらえることができるようになったという仮説を立てています。

 

この模写テストの効果については、別のブログ記事「認知能力トレーニングの効果実例」をご参照ください(下記 リンク)

 




上郷個別教室GIFTでは、他にも様々な方法で、視覚認知やワーキングメモリを高める方法を行っています。

お子さんに効果を上げるためには、お子さんの今の状況にあったトレーニングを行う必要があります。

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ジオボードは「図と地の弁別能力」の最強トレーニング教具 [認知能力トレーニング]

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発達障がいの子達を天才に輝かせる認知能力トレーナー。
内田雄二です
 

上の図をご覧ください。


これはジオボードの問題です。


ゴム2本で、この形を作成するとしたら、どのようにゴムをとめますか?


ジオボードはピンにゴムをとめて、形を作る、視覚認知のトレーニング教具です。


※ジオボードを知りたい方はこちら!






この問題を解くためには、この図形が2つの四角形で構成されていることを見抜けなければ

なりません。


そして、2つの四角形を見分けるためには、注目した線だけを取り出す能力が必要なのです。


この能力を「図と地の弁別能力」と言います。


視覚認知能力の一つです。


「図と地の弁別能力」が弱いと、漢字を覚えたり書くのが苦手になります。


詳しくはこちら



そして、ゴムで形の構成を考えるジオボードのパズルは、おそらく「図と地の弁別能力」のトレーニング教具としては、最強ではないかと考えています。


もちろん、GIFTでも日常的に使っています。


今、問題集を執筆中です。出版したら、発表します。




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