折り紙を使った記憶力のトレーニング方法(動画あり) [認知能力トレーニング]
10分で、ワーキングメモリを高める体験ができる動画はこちら!
「さっき言ったじゃない。ちゃんと話、聞いてる?」と、少しイラっとした妻の指摘を受けることは、私もよくあります(笑)。
これは妻の指摘通り、妻の話に集中していないので、話を記憶できていません(妻の話、長いし・・・)。
妻が言った言葉を記憶していないので、当然、その言葉を元にした話も理解していないし、そのことについて考えることもできていません。
結果、妻は怒ります(笑)。これは私の自己責任ではあります。
しかし、もしお子さんが、一生懸命聞いたとしても、記憶できないとしたら、どうでしょうか。
当然、話が分からなくなります。そして、分からない話に集中できるわけがないので、話をきちんと聞けません。そして結果は
「さっき言ったでしょ。ちゃんと話、聞いてるの?」になります。
そして、お子さんは、自分の姿勢と、努力を責められ、やる気を失っていきます。
しかし、これは、お子さんの学習に対する姿勢の問題ではありません。
聞いたことを一時的に、記憶しておく認知能力である「ワーキングメモリ」と、聴覚的注意集中が弱いからなんです。
そこで、今日は、折り紙があれば簡単にできる、ワーキングメモリと、聴覚的注意集中のトレーニングをご紹介します。
10分で、ワーキングメモリを高める体験ができる動画はこちら!
ワーキングメモリは単なる記憶力ではありません。
これが弱いと、深く考えることもできなくなるので、学力全般に影響を与えます。
これが弱いと、深く考えることもできなくなるので、学力全般に影響を与えます。
そのためワーキングメモリの高さと学力は比例するという研究結果もあるようです。
公式ラインで無料のメルマガを配信しています。
よかったらご登録くださいね。
<ご相談・お問い合わせ>
上郷個別教室GIFTは、発達が気になる子専門の完全個別スタイルの教室です。
認知能力トレーニング、国語・算数の学習支援、SSTを行います。
視覚認知トレーニング「数字ボード」(跳躍性眼球運動) 改訂 [認知能力トレーニング]
眼球運動トレーニングを動画で解説 → 眼球運動 1日3分
文章を読むときに、大きく頭を動かしながら読んだり、文字や行を飛ばして読んだり、文末を勝手読み(適当に文章を作って読んでしまう)をする子はいませんか?
もしかして眼球運動が苦手なのかも知れません。
眼球運動の苦手さは、単に目だけの問題ではなく、注意・集中の難しさや、ボディイメージの形成の未発達などの要因の一つとなります。
上郷個別教室GIFTでは、視覚認知の簡易検査を行い、必要に応じて視覚認知トレーニングを実施しています。
これはGIFTのオリジナルではないのですが、跳躍性眼球運動のトレーニングツールの一つとして使用しています。
跳躍性眼球運動とは視線を次の視点へ、すばやくジャンプさせる動きです。
文章の単語に焦点が合うのも、行が変わった時に次の行の先頭に視線が移動できるのも、この跳躍性眼球運動の働きです。
<追記> トレーニング方法の留意点
このボードを見て、左右、縦と数字を読んでいくのですが、その時に、必ず、指で触ってもらって数字を読むことが重要なポイントです。
これは別の講習会で私が聞いたお話ですが、目と手は、脳の処理をする時に綿密な関りを持っており、目と手を連動させる方法のトレーニングが、より有効であるとのことです。
私の経験的にも目と手を連動させたトレーニングは、眼球運動でも、視空間認知でも効果が出ています。
目と手を連携させるトレーニングは他にもジオボードなどがあります。
他にジオボードの記事もありますので、ご参照ください。
ジオボード(視空間認知を高める) ← 動画
公式ラインで無料のメルマガを発信中!
特別支援教育士の内田が、特別支援、認知能力、学習支援、時々、教材のプレゼントなど、ブログでは掲載していない内容・お話を多数紹介してまいります!
申し込みは下記から
お申し込み後、チャットで、「メルマガ希望」とご送信いただけば、手続き完了です。
<例> メルマガ希望
<ご相談・お問い合わせ>
上郷個別教室GIFTは、発達が気になる子専門の完全個別スタイルの教室です。
認知能力トレーニング、国語・算数の学習支援、SSTを行います。
記憶点つなぎ(漢字学習はプランニング能力を高めると効果的) [認知能力トレーニング]
漢字を覚えるのが苦手という子の指導をしていると、よくいろんな書籍で書かれている「視覚認知の弱さ」を抱えている子は確かに多いです。
しかし、それに加えて、もう一つ、見落とされている苦手さの背景に、プランニング能力の弱さがあると感じています。
漢字で言うプランニングとは、漢字の形を覚えるために、自分の覚えやすいひとまとまりに漢字を分割したり(部首などは、その代表)、自分で記憶に印象付けるための作戦を考える力です。
筆順も、プランニングの一つです。そこで、プランニング能力と記憶力を鍛えるトレーニングとして考案したのが「記憶点つなぎ」です。
「記憶点つなぎ」は一般的な点つなぎ課題の応用編で、見ながら出なく、記憶して写すというものです。手順は
(1)子どもに元絵を、本人が納得いくまで見せる
(2)用紙に描き始めたら伏せる
(3)子どもが、また見たいといったら見せる
(4)この繰り返しを完成までおこないます。
(5)正確に、見る回数が少なくて完成するほど良いというゲームです。
このトレーニングを実際にやってみると、子ども達は、書き始めの場所を決めたり、どの部分をまとまりとして覚えるかや、知っている何かの形にたとえたりなど、覚えやすいように自分なりに工夫します。
間違ってしまったときも、どういう手順で修正するかなど、プランニング的な活動がたくさんあります。
実際に、このトレーニングを通して、漢字がまったく覚えられないという子が、漢字を覚えられるようになったり、書字のバランスが良くなったりしました。
最後に、最初、筆順も、プランニングだと申し上げました。
しかし、発達に特性を持つ子達の中には、正確な筆順を覚えさせるのは、なかなか、本人とってつらいという子もいるでしょう。
正確でなくても良いので、毎回、同じ筆順で書くことを目指せば良いと思います。
公式ラインで無料のメルマガを発信中!
ブログでは紹介していない内容・お話も多数紹介してまいります!
<ご相談・お問い合わせ>
上郷個別教室GIFTは、発達が気になる子専門の完全個別スタイルの教室です。
認知能力トレーニング、国語・算数の学習支援、SSTを行います。