引き算が苦手な子の支援 [算数の学習支援]
足し算は比較的得意なのですが、引き算がものすごく苦手な子がいます。
この子は、1ケター1ケタは何とかできますが(得意ではない)、2ケター1ケタはできません。
そこで、その子の強みである足し算を使って、引き算の練習を行うプリントを作成しました。
まず、足し算だけを計算させます。
そして引き算の空欄にも同じ答えが入ると教えます。
例えば① 6+□=11 11ー6=□ には同じ「5」が入ります。
次に、それになれてきたら、引き算の、6=□ を使って、その2つを足すと11になるという見方で、練習していきます。
そして、こういった計算を、足した数が「11~18」までで練習します。
その理由は、この数までの引き算が筆算で繰り下がってきたときに必要な計算だからです。
つまり、足した数が「11~18」までの引き算をマスターできれば、あとは筆算ですべて計算できるようになります。
実際に指導してみると、ご家庭での練習も含め、3回の授業で引き算の暗算をマスターし、筆算に移行ができました。
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認知能力トレーニング、国語・算数の学習支援、SSTを行います。
時計の見方や計算をゲームで学ぶ(動画付き) [算数の学習支援]
算数のアナログ時計の単元は、苦手な子が多いですよね。
アナログ時計の学習には一つコツがあります。
それは、実際に時計の針をいじって、手に触れること。
これだけでも、紙面上の学習とくらべてずっと理解が進みます。
今回紹介するアナログ時計ゲームは、更に楽しく発展させました。
ゲームを行うことで
①時計が読めるようになる
②何分後、何分前の時刻を求める問題が解けるようになる
の効果があります。
アナログ時計の学習が嫌になってしまった子に、ぜひ、オススメです。
なお、動画をご覧になった方には、プレゼントがあります。
お見逃し無く!
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多機能数字カードセット(算数学習支援)といろんな使い方 [算数の学習支援]
子どもに教えるのに使えるツールとして作りました。
題して「多機能数字カードセット」。
もともとは漢数字と、英数字が一致しない子のために考案したのですが、どうせなら、もう少し機能を持たせてみようと欲張りました。
単純なので、様々なゲームにして教えることもできます。
<使い方例>
①英数字と漢数字の対応を覚えたり、表記方法や変換方法を覚える。位も練習できます。
五千六百三十二 → 5632
②数字の法則性を教える
法則性のある形に数字を並べる。その時に1か所か2か所、四角のカードを入れて、そこに当てはまる数を
当てさせる
<子どもが盛り上がるオススメゲーム>
数字を順番にそろえたら勝ちというゲームです。
シャッフルしたカードから4枚ずつ配ります。
自分の番が来たら、そして自分の手持ちのカードを1枚捨てて、カードの山から1枚とることで、そろえていきます。
四角のカードは好きな数字に変えられます。
相手より早く、手持ちのカードを数字順でそろえたら勝ちです。
慣れてくると、子どもは2か所待ちになるようにそろえていきます。
また、四角の部分は、後にXなどの変数の概念を理解するための準備になります。遊んでいる内に数の法則性の理解が苦手な子も敏感になっていきます。
枚数を増やして、漢数字だけで遊んでみるのもあり。
また、ゴールしたら、手持ちのカードを位のある数字で言わせて見るなどの工夫もできます。
他にも、交換できる回数を決めて、できるだけ大きい数の並び、または小さい並びをつくるゲームなどもできます。いろいろとアイディアが考えられそうです。
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