あまりのある割り算のイメージ化 [算数の学習支援]
割り算の商を見立てる時、わり切れる時には、かけ算で計算できるのに、あまりのある、割り算だと商を立てることが苦手な子がいました。
あまりのある割り算では、わられる数が九九通りでなくなることと、その商にした時に、わられる数の大きさ内で収まるかどうかの判断が苦手な様子なのです。
そこで、上記のような、「わり算と、あまりをイメージ化」する教え方をして見ました。
その子に使ったリアル教材なので、いろいろ書き込みがあります。
まず「50÷6=」をかけ算で、商を立てさせると「9」と答えました。
これは、まちがいです。
また、あまり「4」と答えたのは、「6×9=54」と計算し、54から50を引く間違いをしているようです。
そこで、〇を6ずつ、数えてもらいました(最初から数えて解くのはあえて無しにしています)。
すると、8回囲めるのが分かります。
そこで、9回目を囲むには数が足りないことを確認し、8回囲むと、かけ算の「6×8=48」と、あまりが2になることを確認しました。
次の「50÷7=」では7なのか、8なのか少し悩んだ後、「答え7、あまり1」と答えました。そして、実際に7ずつ〇を囲ませ、正解であることを確認しました。
そのあと、数問解き、「80÷9=」のような計算もしましたが、正解できるようになりました。
本人も、突然答えが合うようになり、実際に図を数えた結果と一緒になっていることに感動していました。
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上郷個別教室GIFTは、発達が気になる子専門の完全個別スタイルの教室です。
認知能力トレーニング、国語・算数の学習支援、SSTを行います。
算数の計算ミスがなくなり、筆算マスターになれるアイテム [算数の学習支援]
発達障害や学習障害の傾向がある子は、眼球運動や、視覚認知、注意力、衝動性のコントロールの苦手な子が多いです。
すると当然計算ミスが増えます。
眼球運動や視覚認知、注意力が苦手な子が、上記の計算をするとどうなるか。
青マスの記入欄には、✕34の「4」をかけなければならないのに、3をかけるミスをします。
赤マスも同じで、✕34の「3」をかけなければならないのに、4をかけるミスをします。
他の数字に注意が引っ張られてしまうのです。
また、眼球運動の苦手さや、視覚認知の苦手さをかかえる子もミスしやすくなります。
そういった子には、作業に必要のない情報を減らすという支援が有効です。
これを「マスキング」と言います。
具体的にはこのように行います。
※上郷個別教室GIFTの授業を再現しました
動画で解説をご覧になる方はこちら(約4分弱)
この支援で、実際に、かける数の10の位、1の位が混同してしまう子のミスが0になりました(当然ですが(笑))。
そして、ミスが減ることにより、筆算の手順も定着していきました。
この方法で筆算のミスは確実に減ります。
ただし、すべての場合にこのような支援教材を設けるのは難しいので、上郷個別教室GIFTでは、視覚認知や注意力を高めていくトレーニングを行っています。
もし、お子さんについてご相談したい方は、無料相談をご利用ください。
公式ライン・公式サイトから申し込めます。
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小数の計算のケタのミスを防ぐ支援(データをプレゼント) [算数の学習支援]
小数の計算は、横書きのもので計算すると、ケタを間違えやすいです。
筆算の方が計算しやすいのですが、発達が気になる子は、それでもスムーズにいかない。
発達が気になる子達は、文字の大きさや、文字の間隔をそろえるのが大の苦手。
そのため、筆算を自分で手書きで書くと上下の数字のケタが合わなくなって大混乱します。
ましてや、小数のケタを合わせることなど、もはや神業。
そこで、ケタの計算間違いを防ぐ支援として、小数点で合わせて書き込めるテンプレートがとても有効なのです。
<シートの使い方>
◆ 足し算
①シートに横書きの問題を書く(お母さんが出題する時に)
※教科書の問題などを見て解くときは、省いてもかまいません。
②横書きの計算を、筆算の形に写します。
これは子どもが行います。その時に、小数の位置にそろえて書き写すことを伝えます。
③計算します
※赤字で書いてある小さなマスを使って、繰り上がりを記入します。
◆ 引き算
①横書きを、筆算の形に写します
②計算します
※赤字の小さな欄を使って、繰り下がりを記入します。
私は、繰り下がりの10は、繰り下がってきた数字を、繰り下がってきた数字の横に「1」
と書くスタイルにしています(5の横の赤字の1)。そして15として処理します。
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上郷個別教室GIFT 代表 内田雄二(特別支援教育士)
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<TEL> 045-390-0880
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