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詰将棋は最強のプログラミング学習 [認知能力トレーニング]

詰将棋.png

何年も前から、上郷個別教室GIFTでは、子ども達にトレーニングの一環として、詰将棋を教えています。

  

詰将棋は、最強のプログラミング学習であり、問題解決学習です。

 

まず、詰将棋は、相手の王を詰ます(どこにも動けなくする)という目標があります。

  

しかも指定された回数だけ、自分の駒を動かして、それを成し遂げなければなりません。

 

相手側もだまってやられる訳ではなく、反撃もすれば、逃げもします。

 

つまり

  

<伸びる能力>

 

①目標達成(詰ます)までの手順を組み立てる力がつく(プログラミング学習)

  

②自分がとった行動に対し、相手がどう動くか、あらゆるパターンを予測する必要があるので、試行錯誤する力がつく(先を予想するプランニング能力)


③じっくり考える力がつく(ADHD傾向の子には良いトレーニング)

  

④時には、自分の大事な駒を犠牲にして、活路を開くなど、柔軟な思考力を育てる

 (ASD傾向の子の苦手な部分)

  

⑤実際には駒を動かさずに、自分の想像の中でシュミレーションしなければならない(初心者には動かしてもらう)ので、ワーキングメモリが鍛えられる。

 

 いかがですか。

 

将棋をご存じのない方には、何のこっちゃかも知れませんが、何かすごい問題解決学習が行われているのは感じて頂けると思います。


ADHD傾向の子は、すぐ、とりあえず駒を動かして、偶然、詰まそうとします(笑)。

1手詰なら、それでもできる時がありますが、例のような3手詰では、それでは絶対詰みません。


じっくり考える必要があります。

 

しかし、詰将棋の効果はこれだけではありません。


次の実際に起きた、奇跡をご覧ください。

 

<詰将棋が自閉症スペクトラムの子どもに起こした奇跡>

 

自閉症スペクトラムの子で、基本、相手に関心がほとんどない子です。

 

だから、相手がどう思っているか、には、まったく関心が向かわないのです。

  

ところが、詰将棋をずっと継続していると、ある時、「そうか、僕がこう動くと、相手の王はこう動くか・・」と、突然、その子に「相手」が存在するようになったのです。

  

すると、まず詰将棋の考え方が一気にレベルアップしました。

  

次に、急に、クラスメイトの話題を家でするようになったのです。

(クラスメイトとの関係も広がっていきました)

   

以前にはなかったことです。

  

このようなSST、情緒面の効果を詰将棋は持っていると思います。

  

また、発達が気になる子達は、コミュニケーションに必要な雑談が苦手です。

  

しかし、将棋ができる子どうしなら、将棋が雑談の代わりをしてくれるのです。

  

その子も、今は民間の将棋スクールに所属し、人間関係を広げていっています。

 


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