「子育てハッピーアドバイス」を、我が子に渡された父 [教育の小ネタ]
「子どもにイライラした日のこと」
子育てをしていると、誰でも、子どもにイライラしたりきれてしまうことがありますよね。私は幼児を育てている父親です。このような仕事をしていて、教育者のはしくれのはずである自分もお恥ずかしながら、一日に一度となくきれ気味な対応をしてしまうことがあります。昨日もありました。一人っ子なので、甘やかしすぎているのではないかと自分で疑心暗鬼になり、それが引き金をひいてしまいます。そして後でやってくるのは罪悪感・・・。
そんな時のことです。我が家では寝るまえに読書大会があるのですが(子どもは絵本が大好き!)、なぜか「はい、これ!」と子どもが本を私に持ってきました。それは「子育てハッピーアドバイス」(明橋大二 著)。子育てに向かい合うお母さんが、一度は手に取ると言われる(笑)本です。
「・・・?!」と思いつつ、子どもの指がはさまっていたページに目を落とすとこう書いてありました。
子どもの現実
①子どもは、自己中心的である ②子どもは、失敗します ③子どもは、言うことを聞きません
はっと我に返りました。そしてとどめが、「子どもの言動を被害的に受け止めていませんか」です。わざと困らせようとしているなどととらえていないかということです。 ガーンです。
「子どもの現実、子どもの現実」と心の中で繰り返してしまいました。そして、そのまま子どもの横で私も読書タイムに。
その中で、 子どもに方向づけする時は、「こうしなさい、ああしなさい」よりも、「こうしてくれてお父さんはうれしい」「こんなことをしてお父さんは悲しい」などと、自分を主語として、気持ちをメインに伝えると、子どもに伝わりやすいというものがありました。子どもは本質的に、親を喜ばせたい、悲しませたくないと思っているということですね。
反省の気持ちで、今日はいっしょに料理(チャーハン、炒め物しか作れないので。でも子どもは大好き)を作り、子どもに「助かったよ!ありがとう」「一緒に作れて楽しかったよ」と伝えることができました。もちろん私も妻も子どもも笑顔で完食。
子育てハッピーアドバイス・・・・、しばらく、きちんと読み返そうと思います。
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