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お子さんの「何だっけ」を減らす! ワーキングメモリの鍛え方。 [認知能力トレーニング]

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さて、お子さんは、話を聞いた後、他の作業をすると、「何だっけ」になってしまいませんか。
それはワーキングメモリの弱さに原因があります。
そして他の作業は、記憶を忘れさせるので、「妨害刺激」と言います。
発達障害の傾向のあるお子さんはワーキングメモリに苦手さを抱えているケースが多いです。
しかも、ワーキングメモリの高さと学力の高さは比例すると言われるぐらい、学力との結びつきが高い能力です。
しかし、このトレーニングで、妨害刺激があっても忘れない力が高まるので、「何だっけ?」を減らすことができます。


<トレーニング方法>

  

例文のような動物の名前と、それ以外の言葉を混ぜた言葉を伝えます。

  

例文では、「ゾウ・バナナ・サル・リンゴ」です。

  

これを復唱するまでは「短期記憶」のトレーニングになります。

  

更にこの復唱後に、出てきた動物の名前だけを取り出して言ってもらいます。

  

これがワーキングメモリのトレーニングになります。


この場合、動物の名前以外の情報が、妨害刺激に相当します。

  

そして、このトレーニングでは、覚えた記憶から、必要な情報だけ抜き出すという、「記憶の加工」を行っています。


記憶を、加工して使うというのはワーキングメモリの働きです。

  

そして「考える」とは、まさに記憶の加工を伴う作業なのです。

  

これがワーキングメモリが高いと、学力も高くなる理由と言えます。

  

<応用編>

例題のように、動物の名前と果物の名前と完全にカテゴリー分けできる問題にします。


そして、復唱してもらう時に「ゾウ・サル・バナナ・リンゴ」のようにカテゴリー別に整理して復唱してもらいます。


いかがだったでしょうか。


ワーキングメモリのトレーニング方法は他にもいろいろありますが、お子さんにあった方法とレベル設定でで行う必要があります。


お子さんに合わせたトレーニング方法をご相談されたい方は無料相談をご利用ください。

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認知能力トレーニング、国語・算数の学習支援、SSTを行います。 

上郷個別教室GIFT 代表 内田雄二(特別支援教育士)
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作文に対する恐怖を消し去る「秘密の作文指導方法」 [国語の学習支援]

なぞり書き作文表紙.png


作文が超苦手な子は多いですよね。


私もそんな子でした。実は、高校生になるまで文章が書けなかったのです。

  

特に発達が気になる子達は、全般的に作文が苦手な感じを受けています。


作文が苦手な子は、いろいろ原因があると思いますが、最大の原因はなんでしょうか。

  

そう、「作文に対する恐怖です」。


そして、私も高校生の時に、この恐怖を消し去ることができて、文章を書くのが大好きになりました。


「恐怖」が取れると、ほぼ勝手に作文力が上がっていくといっても過言ではありません。


ここに紹介する方法は、作文が苦手な子の恐怖を取り除く方法の1つで、多くの子に役に立っています。

  

実際にGIFTの教室で、この動画で紹介している方法で、作文が超苦手な生徒の指導をしています。

  

すると、2ヶ月ぐらいの指導で、作文を書くことに抵抗がなくなってきました。

  

そして4ヶ月も指導した頃には、何と、400文字詰めの原稿用紙を埋められるようになってしまいました。

  

この成長には私も驚いています。

  

もう、この子は作文が苦手な子ではありません。

  

それどころか、すでに、作文を楽しみ始めています。

  

文章を書くことを通じて、これから、この子の人生にどんな素晴らしい変化が起きていくのでしょうか。


とても楽しみです。

     

指導方法の動画はこちら
 



いかがだったでしょうか。


作文は、今回の指導方法だけでなく、作文のアイディア力を高める方法もあります。

また、読解力を高める必要もあるでしょう。

もし、お子さんの国語力が伸び悩んでいたら、無料相談をご利用くださいね!

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目で記憶する力を上げると、形をとらえる力も上がる [認知能力トレーニング]

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発達障害の子ども達に視野が狭く、注意の幅も狭い子が非常に多いです。

 

これらが狭いと、全体像がつかめなくなるので、形をとらえる力が弱くなったり、ピンポイントでしか認識していないので、行動も場当たり的になりがちです。

 

視野が狭い子の中には、眼球運動に苦手さを抱えている子も多いです。

これはビジョントレーニングをすれば効果が上がります。

 

しかし、斜視の子には眼球運動のトレーニングが難しい場合もあります。

 

そういった子にとても効果があったトレーニングが絵カードボードです。

 

 視覚性短期記憶(この場合は、位置情報)をトレーニングします。

   

このトレーニングで驚いたのは、視覚性短期記憶が上がることで、形をとらえる力が上がったことです。

 

 やり方は、ボードに絵カードをはり、数秒見せたあと、伏せます。

 

そして子どもは記憶を頼りに、自分のボードに置いていきます。


このトレーニングはマス数や、数字や文字から記号にすることで難易度を上げることができます。

 

 また、カードを探し、置いていくという行為が、実は記憶を失わせる妨害刺激になっています。

 

妨害刺激は、教室で授業を受けるときに、いたるところにあります。

  

例えば、黒板を写すときにも、自分の視界に入る掲示物、生徒の動き、会話など、いろんなものが妨害刺激になります。

 

黒板を写すためには、それらがあっても記憶が失われないことが必要です。

 

<効果実例>

 眼球運動に困難があり、視野が狭く、形が正確に捉えられない子にトレーニングを行ったところ、4か月後に図形の模写テストにおいて著しい効果がありました。

 

部分部分での記憶を保持する力が高まった結果、それらの情報を統合することで、形を正確にとらえることができるようになったという仮説を立てています。

 

この模写テストの効果については、別のブログ記事「認知能力トレーニングの効果実例」をご参照ください(下記 リンク)

 




上郷個別教室GIFTでは、他にも様々な方法で、視覚認知やワーキングメモリを高める方法を行っています。

お子さんに効果を上げるためには、お子さんの今の状況にあったトレーニングを行う必要があります。

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