記憶しりとりで記憶と想起を鍛えよう! [認知能力トレーニング]
発達障がいを天才に変えるスペシャリスト、内田雄二です。
さて、今回紹介するのは「しりとり記憶」です。
<やり方>
①子どもに、しりとりを順番にとなえてもらい、最後の「にわとり」を覚えてもらいます。
②そうしたら、紙でにわとりを隠し、子どもに「すいか」から順番に言ってもらい、「にわとり」も答えてもらいます。
③次は、「かに」「にわとり」を隠し、また「すいか」から唱えてもらいます。
④こうして、全部言えるまでやっていきます。
このトレーニング方法は、記憶するのが苦手な子に、非常に効果を生んでいます。
なぜかというと、このトレーニングは非常に理にかなっているからです。
まず、記憶というと「記憶する」と「思い出す」をセットでそう思っている方がほとんどです。
しかし、記憶する流れと、思い出す流れは別物なのです。
洋服に例えましょう。
タンスにしまう時に、ぐちゃぐちゃにしまっても、タンスに収納(記憶)されています。
しかし、取り出す時(思い出す)には一苦労ですよね。
実はなかなか覚えられない子は、記憶だけでなく、思い出す(想起という認知能力)に苦手さを抱えていることが多いのです。
この「しりとり記憶」は、しりとりをヒントに、思い出すのが苦手な子にも想起のトレーニングができます。
イメージ的には、「思い出す」とは、記憶の貯蔵庫にある「情報」を、情報の通り道であるパイプを通って、意識上まで持ってくる行為。
そして、このトレーニングを繰り返すことで、だんだんパイプを太くしていくことができるのです。
公式ラインで無料のメルマガを配信しています。
惹かれる方は、ご登録くださいね。
申し込みは下記から
<ご相談・お問い合わせ>
上郷個別教室GIFTは、発達が気になる子専門の完全個別スタイルの教室です。
認知能力トレーニング、国語・算数の学習支援、SSTを行います。
トレーニング・学習支援の動画
コメント 0