重ねアイスクリームゲーム(ワーキングメモリをトレーニング) データをプレゼント [認知能力トレーニング]
いつも、ブログをお読み頂き、ありがとうございます!
これは、重ねアイスクリームゲームというものです。
記事を読んで、興味を持たれた方には、重ねアイスのデータを差し上げます。
<重ねアイスクリームゲーム>
これは、記憶力(厳密には言語性ワーキングメモリ)と、関係性を理解し、情報を関連付ける認知能力トレーニングとして作成したGIFTオリジナルの教育ゲームです。
イメージはサーティワンのアイスクリームのイメージです。
例えば、出題者は「いちごアイスの上にぶどうアイス、チョコアイスの上にまっちゃアイスがのっています。
チョコアイスより、いちごアイスは上にあります」のような感じに出題します。
※色だけ伝えた方が難易度が低いです。最初はこの方法で。
子どもは、それを聞いて、条件に合うようにボードの上に置いていきます。
さて、この課題を解くにはまず、作業に必要な情報を必要な間だけ、記憶しておかなければなりません。
そして、情報を記憶にとどめたまま、情報の関係性(どのアイスの上にどのアイス)を理解し、自分の頭の中で構成し直す必要があります。
<例題> チョコの上にバニラがあります。イチゴの下にはバニラがあります。
①まずチョコの上にバニラがある。この情報を記憶。
②次に、①を覚えたままで、イチゴの下にはバニラがある、を記憶。
③次に①,②の情報を覚えたままで、バニラを中心に、チョコとイチゴの順を関連付ける。
④①~③をもとに構成しなおすと、上から、イチゴ、バニラ、チョコと分かる。
このように記憶した情報を活用できる状態で保持しておき、更に作業によって生じた途中経過の情報も記憶したり、更新したりできるのも、ワーキングメモリの力です。
そこが、単なる短期記憶と違うところです。
また聞いた情報を覚えるのは言語性ワーキングメモリですが、それを聞いて頭の中で絵的にイメージできる子は、視覚性ワーキングメモリも使っています。
この課題は言語性、視覚性ワーキングメモリの両方を使える子は、ものすごく得意なことも分かっています。
また、これらの力は、学習面全般に深く関わるのはもちろんですが、社会性にも少なからず影響があります。
そのため、上郷個別教室GIFTでは、様々な方法で、ワーキングメモリを高めるトレーニングをしています。
また、最後まで集中して聞くという、注意・集中の持続と、聞く構えを向上させることができます。
<ご相談・お問い合わせ>
上郷個別教室GIFTは、発達が気になる子専門の完全個別スタイルの教室です。
認知能力トレーニング、国語・算数の学習支援、SSTを行います。
初コメント失礼します!
いつもブログを拝見させていただいてます。
ブログ初心者ですがよろしくお願いします
by バツイチ45 (2022-10-04 10:31)
いつもご覧頂き、ありがとうございます。何かのお役に立てば、うれしいです。
by 内田雄二 (2022-10-04 21:18)