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ワーキングメモリが強化された時の効果が体験できるシミュレーション [認知能力トレーニング]

ワーキングメモリシミュ.JPG


 数人の方を集めて、認知トレーニングのミニワークショップを開いた時に使用したものです。ごく単純化していますが、ワーキングメモリが強化された時の効果がイメージできるシミュレーションができます(トランプでもできます!)


 0~9までのカードが赤青緑の3色あり、シャッフルされています。


それを片手のみ使って、0から順番に、しかも色別に並び替えてもらいます。


ただし、カードが置けるのは、ボードの上のみ(黄色とWMと書いてある)です。


WMはワーキングメモリの領域の大きさを表しています。


ちなみに左は、ワーキングメモリの領域が小さい人、右は大きい人を表しています。


実際にやってみると、左はかなり苦労し、混乱します。


情報量をこなすだけのワーキングメモリがないからです。


(ワーキングメモリが弱い子は授業中に同じように混乱しています)。


ところが右のボードで試してみると、情報が整然と整理することができ、混乱なく並び替えることができます。


ワーキングメモリは作動記憶と訳されますが、よく「作業台」に例えられます。


このシュミレーションは文字通り、作業台です。


そして、タイムを計ってみても、左右の差は歴然です。


これは処理速度とワーキングメモリの関係を表しています。もし良かったら、トランプなどを使って体験してみて下さい。


目からウロコの実感ができますよ!

     

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