国語の文章読解の苦手さと抽象化 [国語の学習支援]
発達障害の子達の天才性を輝かせる仕事をしています!
認知能力トレーナーの内田雄二です。
国語の文章読解の苦手な子がたくさんいますよね。
でも、どこにつまづいているんでしょう。
例えば、次の問題を見てください。
<問>つぎの ぶんを よんで きかれて いる ことの こたえを かきましょう
<ぶん> きょう、ぼくは おとうさんと うみへ いきます。
(1)いつ いきますか (2)だれと いきますか (3)どこへ いきますか
ある子に、この問題をやってもらったところ、(1)が分かりませんでした。なぜでしょうか?
実は、この子は「いつ」が「きょう」を指していることが分からなかったのです。
この子は「いつ」も「きょう」も言葉の意味は知っています。
しかし、この2つが同じカテゴリーに入っていることに気付くためには、意識している、していないに関わらず、それぞれ上位概念(より抽象度の高い)の言葉である「時」に変換しなければなりません。
それぞれが「時」を意味していることが分かって、はじめて「いつ」=「時」=「きょう」であることが理解できるわけです。
このように、具体的な言葉を、抽象化して比較し、考える力につまづいている子は、学校のテスト問題の設問が指している意図がさっぱり分からない可能性があります。
このような具体・抽象のトレーニング方法としては、仲間分け・仲間はずれなどが有効と思われます。
<例> 鉛筆、ケシゴム、机、定規・ホチキス
(1) 仲間はずれはどれ? 正解はイス。
(2) では、他は何の仲間? 正解は文房具
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