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発達障害児地域コーディネーター 第7回講座 参加 [研修レポ]

主催:かながわコミュニティカレッジ

講師:全国女性会館協議会 桜井陽子 先生

<内容>

今回は、このシリーズでは少し異色の「グループの活動力をつける」というテーマでした。内容としてはNPO法人を中心とした話でした。

 NPOは非営利法人と訳されるため、利益をあげない団体と勘違いされる。しかし、持続可能な活動であることが大前提であるため、事業収入を得ることOK、働いて賃金を得ることOK、利益を本来事業に使うことOKとのことでした。ただし、株式会社のように利益を出資者に配当することはできないとのこと。また、面白い資料としては神奈川県のNPO法人の2016年統計で、分野のベスト4は、1位<保健、医療、又は福祉の増進を図る活動>837団体、2位<子どもの健全育成を図る活動>543団体、3位<社会教育の推進を図る活動>374団体は想像つきますが、4位は<各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動>419団体 です。まったく想像していませんでした。※おそらく、各分野に同一法人が重複しています。神奈川県内のNPO法人総数が1482団体なので。

 また、苦言としてNPO団体の多くが、講師の先生によれば、ミッションは立派だが、マネジメントを考えていないとのこと、耳が痛いです。アメリカではNPO法人だけの採用情報誌があるくらいだそうなので、意識、文化ともに未成熟なのかなと思いました。NPOの財源は①会費収入②事業収入③助成金、委託料ですが、民間企業と同じような視点できちんと事業評価をし、活動の持続可能な利益を上げ、ミッションに対して、どこまで達成できたのか、会員、出資者(納税者)に対し、説明責任を取れるようにしなければならないというお話でした。 


タグ:NPO法人
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