ごっこ遊びが「メタコミュニケーション」を育てる [教育の小ネタ]
<ごっこ遊びがメタコミュニケーションを育てる>
私の娘が幼稚園の年少の頃から、お友達と「ごっこ遊び」をやっていました。ちなみに娘が好きなのはプリキュアごっこです。さて、放送大学の発達心理学で、ごっこ遊びの教育効果の高さ、特にメタコミュニケーションを育てる遊びであると紹介されていました。メタコミュニケーションとは、コミュニケーションをするためのコミュニケーションのことです。
ごっこ遊びを成り立たせるためには①お互いに枠組みを設定し、その世界観を共有しなければならない ②枠組みに従った発話が必要 ③また、よりよく遊ぶ(よりよいコミュニケーションの方法を考える)ために、新たな枠組みを設定する発話が生まれる、つまりコミュニケーション能力を総合的に高めるとのことです。ごっこ遊びを成り立たせ、より楽しむために、自然と、メタコミュニケーションを発揮することになるのですね。ごっこ遊びはなんと、高度で、奥深い遊びなのでしょうか!
私の娘は一人っ子なので、お友達とのそんな場面が本当に貴重に思えます。
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