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算数の計算ミスがなくなり、筆算マスターになれるアイテム [算数の学習支援]

マスキングかけ算1.png



発達障害や学習障害の傾向がある子は、眼球運動や、視覚認知、注意力、衝動性のコントロールの苦手な子が多いです。
すると当然計算ミスが増えます。

眼球運動や視覚認知、注意力が苦手な子が、上記の計算をするとどうなるか。


青マスの記入欄には、✕34の「4」をかけなければならないのに、3をかけるミスをします。


赤マスも同じで、✕34の「3」をかけなければならないのに、4をかけるミスをします。


他の数字に注意が引っ張られてしまうのです。


また、眼球運動の苦手さや、視覚認知の苦手さをかかえる子もミスしやすくなります。


そういった子には、作業に必要のない情報を減らすという支援が有効です。


これを「マスキング」と言います。


具体的にはこのように行います。


※上郷個別教室GIFTの授業を再現しました


動画で解説をご覧になる方はこちら(約4分弱)




マスキングかけ算2.png


マスキングかけ算3.png


マスキングかけ算4.png

 

この支援で、実際に、かける数の10の位、1の位が混同してしまう子のミスが0になりました(当然ですが(笑))。


そして、ミスが減ることにより、筆算の手順も定着していきました。


この方法で筆算のミスは確実に減ります。


ただし、すべての場合にこのような支援教材を設けるのは難しいので、上郷個別教室GIFTでは、視覚認知や注意力を高めていくトレーニングを行っています。


もし、お子さんについてご相談したい方は、無料相談をご利用ください。

公式ライン・公式サイトから申し込めます

    

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<ご相談・お問い合わせ>

上郷個別教室GIFTは、発達が気になる子専門の完全個別スタイルの教室です。

認知能力トレーニング、国語・算数の学習支援、SSTを行います。 

上郷個別教室GIFT 代表 内田雄二(特別支援教育士)
<所在地> 神奈川県横浜市栄区上郷町1367
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お子さんが不注意だと思ったら、トランプでトレーニング。 [認知能力トレーニング]

「トランプを使った注意力のトレーニング」
仕分け表紙.png
発達障害の傾向のあるお子さんは、注意力が苦手です。
そこで、今回、小さなお子さんから取り組める簡単なトレーニングの動画を創りました。
 
もし、お子さんに
 
①計算ミスが多い ②写し間違いが多い ③2つのことを同時に行うのが苦手
 
などの傾向や
 
④指示を聞いたり、見てからの取りかかりが遅い
 
などの傾向があるようでしたら
 
このトレーニングを試して見てください。
 
トランプがあれば簡単にできます!
 
動画はこちらです。



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動物〇×質問クイズでコミュニケーション力を高め、仲間づくりもできる(先生必見) [SST]

 今回紹介するのは、「動物〇×質問クイズ」といいいます。


コミュニケーションを高めるSSTができます。


また、発達障害の傾向のあるお子さんは、


①情報を関連付けて考える(関係推理)


②自分の記憶している情報を思い出す(想起能力)


が苦手です。


このゲームは、これらの能力も高めることができます。


 


<やり方> お母さんと子どもの二人で行います。


(1)お母さんは、動物の中から一つ、思い浮かべます。


例えば、それがキリンだとします。


動物当てクイズ.png


(2)子どもは、お母さんに質問をして、その動物の情報を集めて行きます。


ただし、お母さんは質問に対して、〇か×でしか答えてはいけません。(子どもは、そのような質問をしなければならない)


<例>①その動物は、動物園にいますか? 〇 ②その動物は肉を食べますか ×


   ③その動物は僕より大きいですか 〇  ④鼻が長いですか ×


   こんな感じにゲームが進行していきます。


③情報が集まり、答えが分かったと思ったら、お母さんに「その動物は ~ です」と聞きます。


※いきなり、これが難しい子には、まずお母さんが質問役をやって、どんな質問が有効なのか見せてあげるとよいでしょう。


④応用編として、対戦する遊び方もあります。


お互いに動物を思い浮かべて、交互に聞いていきます。


先に答えを当てられた方が勝ちというものです。


答えを確認する回は、質問できません。


<このトレーニングで鍛えられる力>


 やって見ると分かりますが、適当に質問していくだけでは答えは分かりません。


毎回、答えを絞り込んで行けるように、作戦を考えて聞いていかなければなりません。


例えば例にあげた質問をすることで、動物園にいる大型の草食動物で、しかも象ではないと分かります。


かなり絞られますね。


 このような、ゴールに至るまでの手順や作戦を考える力をプランニングと言います。


プランニング能力の高い子は、問題解決能力が高くなり、学習で言えば、算数の文章題などを解く力が高くなります。


国語で言えば、作文の構成を考える力が高くなります。


また、プランニング能力は、学習だけでなく、将来的には職業生活に最も必要とされる能力の一つです。


また、質問した情報を記憶し、関連付けられる力も必要とされるため、言語性ワーキングメモリの能力アップも期待できます。


 


<SSTとして> 動物当てクイズに見る、SST的な側面


 コミュニケーションが苦手な子は、何を会話をして良いかわかりません。


相手に関心を持ち、相手に対する質問ができると会話が続くのですが、いきなりそれはハードルが高いようです。


しかし、この練習は、お互いに共通の話題(動物)という枠組みを設けて、その中で相手に質問したり、質問に答えるという、コミュニケーションの原型の練習ができます。


<コラム> 学校でも仲間づくりに絶大な効果 


 私が教員時代、クラス開き(新しいクラスで生徒が最初に顔を合わせる時)に、この取り組みをしていました。


 やり方としては、


〇子ども達の背中に、動物の名前を書いた紙をはる。


〇2回続けて同じ子に、質問をしてはいけない


〇全員立って歩き回って行う。


というルールにしました。


この取り組みのすぐれたところは、自分から声を掛けられない子にも、声がかかるということです。やってみると、驚くほど仲間づくりが進みました。


その日のお昼から、ご飯を一緒に食べるグループが広がりました。


そのことを子ども達から聞いた親の会に呼んで頂き、保護者にも行いました(笑)。


 結果、その日の親の会は会話がはずみ、2時間延長され、新年度初めの恒例イベントになりました。


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