主語述語パズルゲームで楽しく学ぼう(小学校2年) [国語の学習支援]
文法系っていかにもつまらない、分からない。
だから、「主語」と「述語」を楽しくカードゲームで遊んでマスター!
<ゲーム内容>
主語カード、述語カード、それ以外のカードを数枚用意してあり、その中から生徒に2枚選
んでもらい、文を作ってもらいます。
生徒には主語と述語が何なのか分からなくてもかまわないので、2枚で意味が通じる文を作ってもらいます。
<例>私は走る 犬が走る 私は食べた 犬が食べた 私はかわいい 犬がかわいい
ここで、「私は」「犬が」が主語、「走る、食べた、かわいい」が述語であることを、主語・述語の説明カードを見せながら説明します。
今度は生徒に3枚、または4枚で文章を作ってもらいます。
<例>3枚なら、「わたしはラーメンを食べた」
4枚なら「わたしはすばやくラーメンを食べた」です。
そして、その中の主語と述語が何かを確認します。
そして、主語と述語が骨組みとしてまずあって、それにそれを詳しく説明する単語(3年で修飾語を習う)がくっついているイメージを持ってもらいます。
いくつか文章を作ってもらいながら、主語と述語を見失わないように練習します。
こんなふうに、わざと変な文章を、生徒と一緒に作って遊んだりすると楽しいです(笑)。
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上郷個別教室GIFT 代表 内田雄二(特別支援教育士)
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トレーニング・学習支援の動画
魔法の運筆の指導(動画あります) [国語の学習支援]
ある小学生の子に、迷路の枠線にぶつからないように、線を引いてもらいました。結果、17か所のミスがありました。
そこで、ある指導を実践したところ、一週間後は、次のように激変しました。
ミスはたったの2か所。
どんな指導をしたのか、2つの魔法のトレーニングをご紹介します。
次の動画をご覧下さいね。
魔法の運筆トレーニング ← 動画はこちら
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漫画を使えば見る見る語彙力が伸びる!(脳との関係) [国語の学習支援]
発達障がいの子達の天才性を輝かせる認知能力トレーナー、内田雄二です。
さて、漢字が苦手な子の多くは、漢字以前に語彙力が不足しています。
「おがわ」という言葉が小さな川を表す言葉と知らなければ「小川」という漢字は覚えられ
ないのです。
昔、漫画を読むと頭が悪くなる、とか、漫画は禁止、小説を読みなさい、という言葉がよく聞かれました。
しかし、漫画は語彙力が弱く、文章読解力が伸びない子にとっては最高の教材です。
実際にGIFTでは、語彙の少ない子に、その子が好んで読んでいる漫画を使って、絶大な効果をあげています。
なぜ漫画が効果があるか、その理由は
①イメージと情報量、左脳だけでなく、右脳からインプットできる
②小3以降に躓きがちな、抽象的な言葉も、場面設定の中で使われるのでイメージしやすい
③感情移入できるので、記憶に残りやすい
まず、①と②は分かりやすいですよね。言葉だけでは意味を解釈したり、想起するのは左脳的な働きです。
しかし、漫画は、左脳の働きに加え、絵とストーリーという右脳的なアプローチがある訳です。
しかも右脳は大容量の記憶がしやすいのです。
例えば、本を読んで勉強してもなかなか記憶できないのに、映画をみたら、映像からセリフまで、一度見ただけで覚えてしまった、という経験はないでしょうか。
これは右脳の力です。右脳は外からの情報の取り込みを担当している脳なのです。
(ちなみに左脳は,取り込んだ情報を言葉で分析する働きの脳)
また、③の「感情移入できる」は、非常に効果的です。
例えば、みなさんも好きなことはすぐ覚えるのに、興味がないことはなかなか覚えられないですよね。
これは脳の、記憶を司る海馬と、感情を司る扁桃体がとなりあっていて、ネットワークで結ばれているからです。
そのため、興味がないことは、扁桃体のフィルターにかけられ、重要な情報でないと判断され、海馬の記憶まで届かないということになります。
逆に興味のあることは、「重要情報」というフラグが扁桃体によって立てられ、海馬にしっかり記憶されます。
好きな漫画に出てくる語彙の定着が良いのは、このような理由によるのです。
最後に、教材として選ぶマンガのコツは ①本人が大好きな漫画であること(絶対)②比較的に語彙が豊富なものであること、が良いと思います。
授業では、キングダム、るろうに剣心、僕のヒーローアカデミアを使っています。
他にも、名探偵コナン、ワンピース、ハイキュー、葬送のフリーレン、薬屋のひとりごと、転スラなど、お子さんが好きな漫画なら、大抵有効です。
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