SSブログ

漫画を使えば見る見る語彙力が伸びる!(脳との関係) [国語の学習支援]


キングダム.JPG



発達障がいの子達の天才性を輝かせる認知能力トレーナー、内田雄二です。 
 

さて、漢字が苦手な子の多くは、漢字以前に語彙力が不足しています。


「おがわ」という言葉が小さな川を表す言葉と知らなければ「小川」という漢字は覚えられ


ないのです。


 昔、漫画を読むと頭が悪くなる、とか、漫画は禁止、小説を読みなさい、という言葉がよく聞かれました。
しかし、漫画は語彙力が弱く、文章読解力が伸びない子にとっては最高の教材です。

 

 実際にGIFTでは、語彙の少ない子に、その子が好んで読んでいる漫画を使って、絶大な効果をあげています。


 なぜ漫画が効果があるか、その理由は


①イメージと情報量、左脳だけでなく、右脳からインプットできる


②小3以降に躓きがちな、抽象的な言葉も、場面設定の中で使われるのでイメージしやすい


③感情移入できるので、記憶に残りやすい


まず、①と②は分かりやすいですよね。言葉だけでは意味を解釈したり、想起するのは左脳的な働きです。


しかし、漫画は、左脳の働きに加え、絵とストーリーという右脳的なアプローチがある訳です。


しかも右脳は大容量の記憶がしやすいのです。


例えば、本を読んで勉強してもなかなか記憶できないのに、映画をみたら、映像からセリフまで、一度見ただけで覚えてしまった、という経験はないでしょうか。


これは右脳の力です。右脳は外からの情報の取り込みを担当している脳なのです。

(ちなみに左脳は,取り込んだ情報を言葉で分析する働きの脳)


また、③の「感情移入できる」は、非常に効果的です。


例えば、みなさんも好きなことはすぐ覚えるのに、興味がないことはなかなか覚えられないですよね。


これは脳の、記憶を司る海馬と、感情を司る扁桃体がとなりあっていて、ネットワークで結ばれているからです。


そのため、興味がないことは、扁桃体のフィルターにかけられ、重要な情報でないと判断され、海馬の記憶まで届かないということになります。


逆に興味のあることは、「重要情報」というフラグが扁桃体によって立てられ、海馬にしっかり記憶されます。


好きな漫画に出てくる語彙の定着が良いのは、このような理由によるのです。

 

 最後に、教材として選ぶマンガのコツは ①本人が大好きな漫画であること(絶対)②比較的に語彙が豊富なものであること、が良いと思います。


授業では、キングダム、るろうに剣心、僕のヒーローアカデミアを使っています。

他にも、名探偵コナン、ワンピース、ハイキュー、葬送のフリーレン、薬屋のひとりごと、転スラなど、お子さんが好きな漫画なら、大抵有効です。


 公式ラインで無料のメルマガを発信中!

ブログでは紹介していない内容・お話も多数紹介してまいります!

惹かれる方はご登録くださいね。

  申し込みは下記から

 友だち追加

お申し込み後、チャットで、「メルマガ希望」とご送信いただけば、手続き完了です。
<例> メルマガ希望
     

<ご相談・お問い合わせ>

上郷個別教室GIFTは、発達が気になる子専門の完全個別スタイルの教室です。

認知能力トレーニング、国語・算数の学習支援、SSTを行います。 

上郷個別教室GIFT 代表 内田雄二(特別支援教育士)
<所在地> 神奈川県横浜市栄区上郷町1367
<TEL>  045-390-0880
  
または下記の公式ラインよりお問い合わせください。
 友だち追加

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント