視線の使い方が悪いとこんなにずれる [認知能力トレーニング]
発達障がいの子達を天才に輝かせる認知能力トレーナー。
内田雄二です。
お子さんが、ひらがなや漢字を上手に書けないとしたら、目の動かし方に問題があるのかも知れません。
丸、四角、三角などの形をうまく描けない子のために、形をきれいに描くための、目と手の協応のトレーニングをしています。
上記の課題は、二本のななめの線をまっすぐに引いて、交わるところに点をうつというものです。
対象の子に1回目の練習をした時のものです。
左の線を描いた後、右の線を描いています。
黒い線が、その子が描いたもので、赤線は、実際にまっすぐ引いた時の正しい線です。
かなりずれているのが分かります。
その子の視線を観察すると、自分の書いている鉛筆のペン先だけを見ていて、課題に描かれている元線を見ている様子がありませんでした(視線移動が、ほとんどない)。
そこで、元線と、自分が今、書いている線のペン先を交互に見ながら描くように指示しました。
次の絵は、指示後のものです。
<2回目>
左の線は完全にまっすぐで、右の線は交わるまではまっすぐに描けています(その後は集中力が切れて曲がっている)。
このように、視線の使い方の指導で、当該生徒は、描画時の歪みが改善されることが分りました。
今回は、視線移動と、線や形の歪みが、大きく関連しているという事例を紹介させて頂きました。
文字が上手に書けない子にとって、重要な視点だと感じています。
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2024-09-26 23:52
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