注意力を鍛えるトレーニング(ストループ課題) 改訂(動画あり) [認知能力トレーニング]
こんにちは! 発達障害を天才に変える認知能力トレーナー、内田雄二です。
お子さん、不注意なところはありませんか。
テストでケアレスミスをすると、くやしいし
仕事でケアレスミスをすると、責任問題ですよね。
実は、注意力を鍛える方法があります。
それがストループ課題です。
もともと、選択的注意能力や注意の切り替え能力を調べるものですが、それをトレーニングに使います。
ストループ課題のトレーニング (動画です)
騒々しいパーティ会場でも、話し相手の会話を何とか聞き取り、会話が継続できるのは、選択的注意能力の力です。
つまり、会話相手以外の音情報をカットする働きですね。
この力が弱いと
周りの余計な情報を拾ってしまい、注意したい情報に集中できなくなります。
また、注意の切り替えが苦手だと
算数の問題を解いていて、足し算の問題を続けてやっていたところに引き算がまざると、そのまま気付かずに足し算をやってしまうというようなミスをします。
また、注意の切り替えが苦手だと
同時に複数の作業(同時処理)をするのが苦手になります。
なぜかというと、同時に複数の作業をする時には、同時に複数の事に注意しているように見えますが、
実は、細かく注意を切り替えて処理をしているからです。
下記の課題は、そのような子のトレーニングにGIFTでオリジナルに作成したものです。
<やり方>
①横から漢字を読みを、ひらがなは色を答えていきます。
②横が全部終わったら、縦に読んでください。
③②のやり方に慣れてきたら、今度は、ひらがなを読み、
漢字は色を答えてください。
①の、ひらがなを見て、色を答えられるのは、色情報のみに集中し、文字情報をカットしているからです。
つまり、選択的注意能力をトレーニングしています。
また、漢字は読み、ひらがなは色と拾う情報を変えることにより、注意の切り替え能力をトレーニングしています。
注意の切り替え能力が苦手な子は、③で、今までとやり方を逆にすると、混乱したり、それまでよりも間違いが増えてしまいます。
他にも、変わり種として、数字も作って見ました。
<やり方>
①横から数字を読んでいきます。
②ただし、丸で囲まれた数字は、数字を読まずに色を答えます。
③横が全部終わったら、縦に読んでください。
④②のやり方に慣れてきたら、今度は、丸で囲まれた数字は数字を読み、
何もついていない数字は色を読みます。
こちらの方は、〇という形があるため、生徒によっては、最初の課題よりも簡単に感じる様でした。
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