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ジオボードによるトレーニングの実例と効果 [認知能力トレーニング]


ジオボード教材と本物.png

 これは、GIFTで作成したジオボードのオリジナル教材集(50課題)の一つ(輪ゴム2つ)と、ワークショップで作成した手作りジオボードです。


ジオボードは主に、形を捉えるなどの視空間認知を視覚と触角を通してトレーニングする教具です。


オリジナル教材はそれに加え、プランニング的な要素を強化しています。

その視点で作られているものを見ないので、GIFTで開発しました。


ジオボードオリジナル50課題は近日、販売予定です。



視覚認知を高めるジオボード   ← こちらをご覧下さい


プランニングを高めるジオボード ← こちらをご覧下さい


 さて、この課題を実際に取り組んでもらうと、作成に非常に悩む子ども達がいます。


左図を見てもらうと、視線で追っている内に、次の図形と混ざってしまい、どうどう巡りをしてして混乱してしまうようです。


漢字も線で構成されていますが、同様の混乱があるかと考えられます。原因は視覚認知の「図と地の弁別」の弱さにあると考えられます。


 そのような子どもに、ホワイトボードマーカーで課題の図形を色分けしてもらう(課題がラミネートされたカードなのでできる)練習をしばらく続けたところ、このような課題で混乱することがほとんどなくなりました。

(図と地の弁別能力が上がったと考えられます)


 「図と地の弁別」の弱い子を見ていると、共通で次の特徴が見られました。


①教科学習の場面では、文字の線が、その子の視覚認知の中で、互いに影響し合って、線の

度や間隔がずれてしまう

②複雑な漢字の線の数を間違える

③漢字や図を書き間違えて線を消した時に、前の線が薄く残っていたりすると、その線に引きずられて、同じ間違いを繰り返す


 ジオボードのゴムは色も変えられるので、こういった図と地の弁別に関しても、他にはない効果的なトレーニングができます。


と地の弁別 ← ジオボード以外の図と地の弁別のトレーニング方法を紹介


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