イメージからの、かけ算文章題(算数) [算数の学習支援]
九九はある程度覚えている子です。
ただ、かけ算の文章題を指導した時に、文章に出てくる数字が何を表しているのかチンプンカンプンという子の事例です。
例えば
子どもが4人います。1人に2本ずつ花をくばります。花は何本いりますか
では、4×1=4 のような間違えをします。そこで、絵を使って、絵→文章→立式の、指導をしました。
まず、この絵を見て、次の文章の( )を埋めてもらいます。
<例題1>子どもが( )人います。1人に( )本ずつ、花をくばります。花は何本いりますか。
最初とまどっていましたが、子どもは何人いるかな?
この子は何本、花を持っているかな?
みんなに同じ数の花を配ってみて、といって花のカードを置いてもらいました。
そして式を組み立てると、次の同類の問題から、自分で式を立てられるようになりました。
次に、次の絵を使いました。
<例題2> 1そうに( )人のれるボートが( )そうあります。みんなで何人のれますか?
この問題を出すと、ノーヒントで、自分で( )の中に数字を書き入れ、立式することができました。
その後、人カードを実際に並べて答え合わせをしました。
文章題が苦手な子は、文章に出てくる数字の関係性がよく分からないようです。
そこで、イメージを補ってやることで、学習を前に進めることができました。
また今後、この子の場合、ご家庭の協力のもと、算数的な経験を生活の中で、意図的に増やしていく予定です。
そのような経験を増やすことで、問題で問われている場面をイメージできるようにしていきたいと思います。
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