支援教材の実践例 文章題のイメージ化(算数) [算数の学習支援]
文章題が苦手な子の多くが、①その問題の意図が分からない ②文章に出てくる数字の関連性が分からない があると思います。
この場合の代表的な支援の方法が、イラスト等を使ったイメージ化です。
これは、イメージ化を補う目的で使った教材です。
<問題> 1年算数
公園に最初に3人いました。そのあと、4人があたらしく来ましたが、その後、5人帰りました。公園に残っているのは何人でしょう。
というような問題です。試した子は、この問題が出来なかった子です。
ベタなやり方ですが、公園の絵を用意し、そこに人物カードを作って、問題に合わせて公園の絵に乗せたり、取り除いたりしました。
2回ほど繰り返すと、最初に人物カードを置いただけで、その後の計算もするようになりました。
そこで、写真下のカードを使い、式に直す練習をしましたが、こちらはすぐにマスターできました。
計算ができないのではなく、文章題の理解でつまづいている子は、このようなイメージ化で、あっさり解けたりする場合があります。
後日、この子に文章題のみ見せて試してみましたが、今度は計算することができました。
イメージ化が苦手な子は、他の問題でも、効果があります。
例えば、「4人に2コずつアメをあげるとします。アメはいくつ必要でしょう」のような問題でも、人の顔の絵を4人分用意してあげるだけでも理解が進むようです。
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