認知作業トレーニングトレーナー養成講座参加 [研修レポ]
認知機能強化トレーニングの体験と認知作業トレーニングトレーナー養成ワークショップ(初級コース)
<主催> コグトレ研究会
<講師> 宮口幸治 先生(立命館大学教授) 宮口英樹 先生(広島大学大学院教授)
<感想>
今まで受けてきた、どの教育系講座とも違う、非常に刺激的な講座でした。特別な配慮が必要な子どもの特徴として①認知機能の弱さ②感情統制の弱さ③融通の利かなさ④不適切な自己評価⑤対人スキルの乏しさ+不器用さがあります。五感の情報が歪めば、世界も結果も歪む。そのSSTで扱う社会性以前の部分に、コグトレ機能的アプローチをしていく。例えば感情のブレーキが利かない子には、トレーニングで新しいブレーキを作っていく。模倣ができることと、相手の気持ちがわかる事には関係がある。だから、模倣する能力の土台となる、認知機能をトレーニングで強化していく。そして、このアプローチは知的障害の子にも効果があったこと、少年院での再犯防止のプログラムとして著しい効果があったこと、トレーニング方法もペーパーを使うものから、体を使うものまでいろいろあり、目からウロコでした。この講座を受けて、いつか人は、自分の人生や、能力を自分で思い通りにプロデュースしていくことができる時代が来る、誰も何もあきらめなくてよい、そんな、途方もない夢を抱かせていただけた講座でした。
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