回転パズル(イメージの中で回転させる) データプレゼント [認知能力トレーニング]
発達障がいの子達の天才性を輝かせる認知能力トレーナー、内田雄二です。
イメージの中で図形を回転させる力を「心的回転」と言います。
この力は、算数の学習ではとても重要な能力です。
例をあげるなら図形の「合同や対称」「角度の問題」「展開図」。
面積の計算も、複雑な形の面積を算出する時の、図形分割に必要な力です。
このGIFTオリジナル、回転パズルは「心的回転」の力を伸ばすものです。
また、未就学児から使えます。
使い方は、シャッフルされたカードからまったく同じ形のカードを2枚ずつ探して、場から取り除いていくというものです。
一度やってルールを把握したら、タイムをはかります。
<初級編> 自分で触って、カードを移動したり、回転させたりして比べることができる
<上級編> 場から取り除く時以外は触ってはいけない。
つまり、イメージの中で回転させる必要がある
※カードどうしの配置がシャッフルされて離れているものもあります。
そうすると、図形どうしを比べるためには、視覚性ワーキングメモリに記憶してから、イメージの中で回転させて比較しなければなりません。そのため、難易度が高くなります。
<参考> 心的回転の能力が必要なのは学習だけではない!
心的回転(メンタルローテーション)は、イメージの中で視点を変える能力です。
研究家の池谷裕二先生によれば、優れたサッカー選手は、どこにパスをするのが効果的か判断する時に、サッカー場を上から見た状況に視点を置き換えて判断することができるそうです。
また、将棋で数手先を読む時にも、一手ごとに思考の視点をずらして考える能力が使われます。
仕事では一つ方向からだけでなく、いろんな角度から考えることができる人の方が、優れたアイディアを考えたり、高い問題解決能力を発揮します。
また、心的回転は、相手の立場になって考え、共感できる心の力とも深く結びついていると言われます。
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