手探りゲーム(楽しみながら形をとらえる力が伸びる) [認知能力トレーニング]
手探りゲーム(形をとらえるのが苦手な子のトレーニング)
今回紹介するトレーニングは、小さい子どもが大好きな、形当てゲームです!
写真のようなついたての箱を作り、図形の形を見えなくします。
※少し大きめのハンカチやタオルでもできますよ!
そして、その図形を手探りで触ってもらい、図形を当ててもらいます。
このトレーニングで、次の力が磨かれます。
①形をとらえる力(触覚を使って)
②論理的に考える力
③見えないものを想像する力
形をイメージすることが得意な子は、実際に目で形を認識するところと同じところを触っていきます。
角がどうか、長さは、丸みはという風に、論理的に触って、形を特定していくのです。
やってみると分かりますが、3ヒントで、これは何かを当てるような感じです。
しかし、形をとらえるのが苦手な子は、イメージできていないので、触る手順が論理的でない場合が多いのです。
そのような子のトレーニングには、まず最初にどんな図形があるか見せて、実際に先に触らせます。
触覚で感じておきます。
そのあと、ゲームをして形をイメージする練習をしていきます。
これはよくある、回転、反転図形の合同を判別するのが苦手な子の基礎トレーニングにもなります。
形の認識、視覚情報の記憶、部分と全体のイメージ、目と手の協応、推論、注意集中などの複合トレーニングが楽しくできます。
また、感覚統合的には主に触覚からの情報をトレーニングできます。
<追記>
発達が気になる子は、見えないものを想像することが苦手です。
この苦手さは、見通しを立てることの苦手さにもつながります。
今回、紹介したトレーニングは、そういった力の基礎にもなるものです。
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